2018-01-01から1年間の記事一覧

範宙遊泳『#禁じられたた遊び』 を先日観てきたのだけれど、これから書くことは、舞台上で起こっていた出来事によって想起された自分自身の経験や内面のことです。 作品自体の演出がどうとか役者がどうとか言う劇評ではなく、本当に個人的な話。 これまでの…

荼毘

先日ひとりぼっちのみんな『キャンプ荼毘』を観ました。 今から書くのは、感想というよりざっくりとした覚え書きに近いかもです。観た人以外にはあらすじとか伝わらない気がするけど、話の筋とか設定を語るより熱量で語る舞台だと思ったので、まあいいかなと…

SPAC『授業』

これは煽りでは無く真面目な話なのだけど、この作品を面白いと思った人たちは、どこの場面の何を見てそう判断したのか知りたい。 “鬼才”が仕掛ける衝撃の連続 SPAC『授業』公演&アーティストトーク レポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス…

コトリ会議『しずかミラクル』

コトリ会議「しずかミラクル」を観てきました。こまばアゴラ劇場にて。 コトリ会議を観るのは今回が初めてで、制作・出演の若旦那家康さんから宣伝して頂いたのをきっかけに観劇。 若旦那さんには2016年に静岡のストレンジシードでスタッフをした際にお世話…

ふわふわ

行くあてもなく。 カゲロウ - YouTube

青春、ってなんで青なんだろう、って思って調べたら五行思想に行き着く。 そして「青春」しか知らなかったけど 青春 朱夏 白秋 玄冬 と、各季節に色がついていること、ライフステージにもこれらを当てはめられることを知る。 「大人の青春」とかいう表現もた…

岸田國士戯曲賞の受賞者発表とかフィギュアスケート男子SPとか、誰がどんな結果を残すんだろう、ということが気になる日だった。 結果の価値と、過程の価値と。 わたしは生きてる中でどれだけの景色が見られるだろうか。どれだけの景色を、自分の中で完結さ…

Ulrik Munther

大学生の頃、初めて耳にしてすぐに聞き惚れた曲なのだけど、ここしばらく聴いてなかった。でも、歌声もメロディーも好きだった。 日本では最近音沙汰無いけど活動してるのかな、と、ふと思い出して、スウェーデンに思いを馳せて、彼の歌声を聴いた。 Ulrik M…

揺蕩う

世界の果てまで会いに行く。 Nine Point Eight - Mili - YouTube

夕方のマンション、真夏のカフェ

私は煙草を吸わないし、今後も吸う予定は無いのだけれど、一人ベランダで煙草を吸いながら空を見上げる女性の背中の孤独、が持つ美しさには目が離せなくなる。

ひとりごとだけど誰かへの手紙でもある

今年になってからブログを始めた訳なのだけれど、☆とかコメントがゼロでも意外とみんなブログ読んでくれてるんだなあ、というか、知り合いから「ももちゃんが書いてたこないだのブログさ、」って直接会った時とか電話してる時に話題に出されることがわりと多…

観劇・鑑賞記録【1月】

1/11(木) 別冊「根本宗子」@下北沢 駅前劇場 1/15(月) 写真展 オードリー・ヘプバーン @日本橋 「勝手にふるえてろ」@渋谷 1/18(木) ホエイ「郷愁の丘 ロマントピア」@こまばアゴラ劇場 ロロ「マジカル肉じゃがファミリーツアー」@KAAT 1/20(土) ENB…

世界の色

切実な「書きたいこと」が無いとあんまり文章書けないな。長く書けたとしてもすっからかんというか、結局のところ、いくらでも書きたいことが溢れてくる時の文章の方が後で読み返しても自分にとって良い文章だもんな。そしてそのアウトプットのためにはイン…

いいひと

今日いらしたご年配のお客様が帰り際に「今度また来るから」って言ってくれて、それだけでも勿論ありがたいんだけど、そこまでなら他の人も言ってくれたりするから、ものすごく記憶に残るということはない。 でもそのあとに続いた「美味しい店としあわせな店…

恋にまつわるえとせとら

こないだの夜としおさんから電話がかかってきて、なんやかんやではらしなさんと3人で通話してたんだけど、話の流れでとしおさんから「ももちゃんはモテるでしょ」って言われて、それだけ書くとまるで自慢みたいだけど、いや謙遜や卑下じゃなくて本気でモテな…

雪、ゆき、

関東、雪ですね。 北海道出身だと雪降ったからってそんなテンション上がらないでしょう、って言われたりするけど、たしかに、静岡県民みたいに雪の特別感でハイになる、みたいな感じではないけど、白い景色のほうが冬だなぁって実感できてじわじわ嬉しい。 …

なんにだってなれる

こないだ「まあでも夢語っちゃってるだけでまだ何も形にできてないんだけどね…」って、ちょっと、自分で自分の可能性を閉じてしまうような発言をしてしまったのだけど、「でも夢見ることからしか始まらないから」って返答をもらって、背中を押されたのでした…

『郷愁の丘ロマントピア』

こまばアゴラ劇場で、ホエイ『郷愁の丘 ロマントピア』を観てきた。 これから綴る文章は、勿論この作品を観たからこそ書くものではあるのだけど、基本的には作品自体の話では無く、そこから想いを馳せた、私自身が昔住んでいた場所の話だ。 『郷愁の丘ロマン…

水の中をただようような

なぜ、と問われたら、直感で、としか答えられないようなときがたまにあるのだけど、それは全くふざけているわけではなくて、なんだかんだその直感がこれまでも自分を良い方向に動かしてきたという感覚もあるし、だから、その感覚を信じていくことはまちがい…

原風景の断片

4歳の頃から8歳の頃まで住んでいた田舎の公営住宅は、うちの家族以外、お年寄りばかりだった。 小学校から帰ったら、三軒隣のおばあちゃんがよくおかえりを言ってくれた。同じく、その三軒隣のおじいちゃんはよく庭で立ちションをしていた。低所得者向けの狭…

リストカットする衝動に駆られたことは、無い。 カッターの刃を手首に当てたことは、ある。切らなかったけど。正確には、切れなかったと言うべきか。 あの子は当時よくリストカットをしていた。 あの子が「誰も私の事なんて気にしてくれない」と嘆くたび、あ…

はじまり

2018年。 ブログを、はじめることにした。 はじめるにあたって、ブログの名前を決めなくてはいけなくて、でも「◯◯日記」とかそういうのはちがうな、と思っていて、先に、ブログアイコンに表示される写真を決めた。 無料素材とかではなくて、昨年、自分で撮っ…